イーサリアムをエーテリウムと呼びたいブログ

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BAT で報酬を稼げるか? Brave の現状

www.ccn.com

各ニュースサイトで報じられていますが、Brave ブラウザのダウンロード数がのべ2000万件を達成したそうです。以前、PC 版を使ったところ、Chrome に何かのペイメント機能が付いたくらいで、BAT のやり取りもできない状態だったのですが、最新版では BAT 周りの機能もかなり実装されており、それ以外の部分も強化されていました。

BAT 周り

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基本的な事は下の URL を参照して頂くと大体の事が分かると思います。

肝心のユーザが広告を見ると報酬が発生するという機能ですが、まだ実装されていませんでした。

推測になりますが技術的な問題では無く Wikipedia で指摘があるとおり、Braveの広告システムが違法と批難されているからだと思われます。技術的に高度では無いと思いますので、この点が解決されない限り実装されない可能性が高いでしょう。

その特異なビジネスモデルには否定的な声もある。2016年4月には十数社の新聞社がBraveの広告システムを違法行為だとする声明を発表した[5]。Braveに協力しないことを表明しているウェブパブリッシャーも存在する[12]。一方、TechCrunchの記事では、ウェブサイトに元からあった広告をブロックして自らの広告は見せるというシステムを偽善と断じるのは簡単だとした上で、Braveは広告ブロッカーによってウェブサイトのビジネスが成り立たなくなることを防ごうとしているのであって、金儲けのためではないと擁護している。ただし、この手法でユーザーやパブリッシャーを満足させられるかどうかについては否定的な意見を述べている[1]。

ブロックするだけならユーザの自由ですが、本来収益を得るはずの人から収益を奪う事になるので、批難されて当然のような気がしますね。違法かどうかは知りませんが。

ユーザは現在、上述の通り広告閲覧による BAT を報酬として受け取れませんが、サイトの運営を行っているならその寄付として BAT を受け取れるようにすることはできます。

その他機能

Google Chrome と基本的に同じ機能を使えます。Brave にしかない機能としては最初から Tor でブラウジングを行えるプライベートウィンドウモードが用意されていることですね。Chrome でも拡張機能を入れれば同じことができそうですが、最初から使えるのは楽なのでいいですね。

まとめ

今回の記事は BrendanEich 氏が最近、「ループURL貼って補導」、「Coinhive逮捕」の二つの事件に苦言をしたということでちょっと気になって、Brave の現状を調べてみました。

www.itmedia.co.jp

自分とは思想面で相容れなそうなので、ちょっとケチでもつけてやろうかと思ったのですが、意外に悪くなかったのでちょっと使ってみてもいいかなと思いました。チップ機能は新しいマネタイズ方法としては面白そうですし、違法性も無いですし、誰にも分かりやすくて健全な方法はどんどん広まればいいですね。